【イベント振り返り】スペシャル対談 尾原和啓さん✕山口周さん『GAFAのアルゴリズムに支配されず、 それを「最強の武器」にする方法』に参加してきました!

イベント

今回は、尾原和啓さん、山口周さんの対談イベントに参加してきました!
イベントのメインテーマは尾原さんの新刊アルゴリズム フェアネス
「アルゴリズム フェアネス」では、大きなプラットフォームを持つ企業が増えた今、そのプラットフォームが提供するアルゴリズムに依存する中で、フェアネス(公平・公正)を追求し「自由な選択」をするためにはどうすれば良いのかについて書かれています。
そんな壮大なテーマについてお話いただいた今回のイベントを振り返っていきたいと思います。

イベント概要

Google、Amazon、Facebook、Apple。いわゆる『GAFA』のサービスと共に、私たちは日々を生きるようになりました。
それはつまり、GAFAが定めるルールや優劣=アルゴリズムの中で暮らしているということです。
GAFAの動きに対する批判を耳にするたび、こういったアルゴリズムの下で生きることは正しいのかと疑うことや不安に思うことがあると思います。
GAFAだけではありません。テンセントやアリババなど、同じように巨大なアルゴリズムを持って世界に進出している国が年々増えてきています。
そんな中にあって、私たちはそれらの企業がどんなものか、しっかりと理解できているでしょうか?
『幽霊の正体見たり枯れ尾花』ではありませんが、勝手にそれぞれの企業や未来について批判的なイメージを抱え、不安に思っているだけではないでしょうか。
GAFAなどが行うサービスをまるで活かさない生活など考えられない時代になった今、そういったアルゴリズムを理解し、活かし、共に生きることではじめて、自分自身の生活を輝かせることが可能になります。
そして、そのためには、ネガティブな面も含め、それぞれのサービスや各国で起きている事例を理解することが重要です。
そこで今回、著書『ITビジネスの原理』などの著書を持ち、世界のテクノロジーに精通した尾原和啓さんに、アルゴリズムに支配された世界との向き合い方について、お話しいただきます。

http://tenro-in.com/event/115766?fbclid=IwAR3ppFoa-0AcPlwAKc1FUyRftPDNpo0fY2CldVz6Sgx0gzeqwKXTYeezvFI

「フェアネス」の担保

日本の場合、「フェアネス」は国に委ねられている。
昔は日本国内でもAirbnbのようなサービスがあったが、国が「それどうなの?」とストップをかけたとのこと。
つまり、日本の「フェアネス」は日本の権益を守ることになっており、自分達のコントロールから外れているもの(ざっくりイメージしやすいものだと海外で流行っている革新的なサービスなど)は「フェアネス」から外れたものと判定されているのが今の現状になっている。
実際、そういったものは「事件が起こった」などの悪い評判が聞こえてくることもあるが、それは既存のサービスでも起こっていることであり、これからのサービスはテクノロジーや情報のオープン化により、むしろ安全性は担保されていく。

カスタマーオブセッション

オブセッションとは、「魔物や恐怖観念などに取り憑かれていること」という意味です。
カスタマーオブセッションは、カスタマー(ユーザー)に便利になることしか考えないという考え方で、ネットの時代に必要な考え方とのことでした。

例として、Amazoのレビュー機能が挙げられていました。
今では当たり前に使われている機能ですが、本音としては実装したくない機能だったとのこと。
その理由は、「見せたくない情報も見せてしまうから。」
例えば、”すぐ壊れた”などのネガティブなレビューは、購買行動を遠ざけてしまうので、企業側からすると伏せておきたい情報になります。
しかし、 カスタマーオブセッション的に考えると、そういった見せたくない情報も含めて見せることが必要になるとのことでした。

“監視” するという目線を持つ

「フェアネス」の在り方について、自分なりの矜持を持つ。
そこから外れるようなシステムなどがあれば「イグジット(その場から抜ける)」という選択肢を持つ。
そこに関わる人(社員や顧客、株主など)が抜けていくとそのシステムは続かないので、適切に監視し、是正が働かない場合はイグジットしてしまい、それは違うという意思表示をする。

自分の相場感覚を持つ

「今、給料をくれる人に尽くし続けなきゃいけない。」という幻想を持っている人がまだまだ多い。
そうすると、自分のイグジットする権利を放棄してしまうことになってしまっている。
自分の相場感覚を把握しておくことで、「今自分が持っているものを捨てても大丈夫。」という感覚になり、自分の「フェアネス」を保つことができる。

今回の登壇者の尾原さんは、毎年転職活動をしており、日本での自分の相場を確認しており、昔勤めていた企業との繫がりも残っており 「帰れる場所」になっているとのこと。
繋がりを増やすことで、ネットワークが広がり、それが人生のセーフティネットになる。
味方をどれだけ作れるか。

自分のアイデンティティを複数持つ

デジタル化が進み、個人が複数のアカウントを持つことができるようになった。
それぞれのアカウントでオピニオン(主張)の軸足を変えることで、イグジットすることなく複数のアイデンティティを発揮できるようになった。

感情が動く場所の中で、伏線を作っていく

喜怒哀楽で駆動し、感情(心)が動く方向に進んでいく。
感情が動く場所の中で、伏線を作っていく。
その伏線が、個別の武器になっていく。
今の便利なアルゴリズム(プラットフォーム)は、その方向に行く為に利用するけど、自分の「フェアネス」を持ち、違うと思ったらイグジットすることを忘れないでおく。

まとめ

今回のイベントでは、これからの時代を生きていく中での立ち振る舞いについて、数多くのtipsを聞くことができました。
尾原さんと山口さんのお話は聞いたことないことばかり、感情が動かされることばかりで、とても頭がいっぱいになる時間を過ごさせていただきました。
思考停止に陥ることなく、たくさんの行動を重ねていく、そうすることでこれからの時代を生きていく。
そんな風に考えさせてくれる素晴らしいイベントでした。

書けない内容もあったりするので、是非、尾原さん、山口さんの話を直接聞いたり、書籍の方をチェックしてみてください。

以上!

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